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発展的な使い方

イルミネーションを撮影しよう!

2014/12/18

かしこい使い方 発展的な使い方



寒波がやってきて厳しい寒さが続いていますね。しかし寒くなって大気中の分子運動量が減るにしたがって空気が澄み、視界もクリアになるので、冬はいつもよりよい写真のヒントが見つかりやすいのも確か。寒さを吹き飛ばして撮影に出かけたいものです。
さて、この時期の撮影といえば、イルミネーション。クリスマスやカウントダウンに向けて、街のあちこちが華やかに彩られます。ですがイルミネーションの撮影は、いざやってみると暗かったり手ブレがひどかったりしがちなのではないでしょうか。今回は、そんなイルミネーション撮影についてのTipsをいくつかご紹介しましょう。

まず下記映像からどうぞ。

屋外イルミネーションの撮影方法/How To Photograph Outdoor Festival Christmas Lights


初心者にむけて撮影ノウハウをわかりやすく説明しているLearnDigitalPhotographyによる、チュートリアル映像です。言葉だけでなく文章でも説明してくれているので、わかりやすいのではないでしょうか。以下、少し長くなりますが、大事なポイントを日本語訳しておきますのでぜひご覧くださいませ。


Point 1. 暗くなりきるまえにおこなう

イルミネーションの撮影にもっとも適した時間帯は、完全に暗くなりきる前です。日没前には現地に到着して、イルミネーションのあかりと夜空の明るさとのバランスがちょうどよくなるタイミングを逃さないようにしましょう。


Point 2. 構図には空を多めに

背景には空をできるだけ多めにする構図を心がけましょう。低い場所から撮影するとよい結果になります。また、可能なら太陽が沈んでいく方角にあわせて夕陽の残照を入れこむとさらにベターです。


Point 3. ホワイトバランスを「電球」モードに

構図が決まったら、カメラのホワイトバランスを「オート(AWH)」ではなく、「電球(Tungsten)」モードにしましょう。こうすればイルミネーションの細やかなあかりが光輝きます。ちなみに「電球」モードなら、夕陽の残照で青くなっている部分もすごく美しくなりますよ。ホワイトバランスさえちゃんととれてれば、曇り空でも空の色味がすごくキレイにでるのです。


Point 4. あかりの「反射」を前景に入れこもう

雪や建物、クルマなどに反射しているあかりを前景として入れ込むと興味深い写真になります。


Point 5. しっかり固定すること

夜間の撮影では、見通しの悪いなか1/4秒~1秒間のあいだ、しっかりとカメラを保持しなくてはなりません。3脚を用いましょう。スマホなどで撮影する際には、両手でしっかり持って、壁・手すり・柱など、しっかりしたものに押しつけるようにすれば普通に手持ちするよりはるかに安定します。


Point 6. レンズを通してちゃんと確認する

イルミネーションは点滅したりあかりが強くなったり弱くなったりと、光量が刻一刻と変化していくものです。人間の目は絶えず自動的に光量の変化に対応しますが、カメラはそうではありません。周囲のあかりに対して、対象としているイルミネーションのあかりが“引き立つ”瞬間を狙いましょう。そのためにも、今、あかりのバランスがどういう状態であるのか、撮ったらちゃんと結果を確認するべきです。特に初心者は空のほうに露出をあわせてしまって肝心のイルミネーションのあかりのほうがあっておらず、なんだか暗くて印象に残らない写真になりがちです。


Point 7. 「アンビエント・ライト(周囲のあかり)」を意識する

日没から完全にまっくらになるまでの間のどこかに、イルミネーションと周囲のあかりとが全体的に美しくまじりあう、ちょうどいい暗さというものがあります。時間にして10分ぐらいのこのタイミングが好機です。この10分間のあいだに、徐々に変化していく明るさのヴァリエーションを写真に収めることができます。


Point 8 建物のあかりはつけたままで

「アンビエント・ライト」を意識すれば、建物のあかりはつけたままなのがベストであることに気づくでしょう。可能であれば撮影のあいだはあかりをつけたままにしてもらえるよう、お願いできればいいかもしれません。

Point 9 「アンビエント・ライト」がないと……

空がまっくらだったり周囲のあかりがぜんぜんない状態だとこうなります。空のあかりや街灯などの周囲のあかり、すなわちアンビエント・ライトの重要性がよくわかりますね。初心者がよくなりがちな写真でもあります。


Point 10 写真だけでなく、自分の目に焼きつけておこう

撮影が終わったらカメラを置いて、実際に自分の目で美しいイルミネーションの光景を楽しみましょう。人間の目は驚くべきダイナミックレンジを誇る細かい情報を脳に圧縮して記憶させることができます。その光景を今後の写真に生かしましょう。


いかがでしたか? たった10分間の好機とはいえ、以上のポイントをおさえておけばきっといい写真が撮れるかと思います。なお、この映像にはのっていませんでしたが、夜間撮影の基本として、ISOは高めに設定しておいてくださいね。もちろん、「おまかせ! フォトブック」ならカンタンにフォトブック化できますので、よいイルミネーション写真が撮影できたらぜひぜひフォトブックにまとめてみませんか?

出典・写真:LearnDigitalPhotography http://learndigitalphotographynow.com/
トップ画像イルミネーション写真:Robert McCabe cc license